代表的なキーボード軸の種類

ハードウェア

赤軸
カチカチとしたクリック感が無く、キーを押し下げるほどスイッチが重くなるリニアストロークタイプの軸。
黒軸をベースとした軸で、非常に軽いため長時間の文字入力も疲れない。
RPG、FPSなど広いジャンルのゲーム向き。
メカニカルのカチカチ感が薄くシャコシャコした音。
静音性は高め。
押下圧   約45g (非常に軽い)

 

ピンク軸(静音赤軸)
赤軸同様、カチカチとしたクリック感が無く、キーを押し下げるほどスイッチが重くなるリニアストロークタイプの軸。
静音性に特化した軸で、打鍵音を約30%軽減。
下圧は赤軸と同じで、単純に赤軸の打鍵音が減った軸。
押下圧   約45g (非常に軽い)

 

青軸
メカニカル特有のカチカチ感が強い。
音はうるさ目。
茶軸にカッチンと明確なスイッチ感を加えた感じ
押下圧は軽めだが、赤軸より5g重い。
押下圧   約50g (軽い)

 

茶軸
赤と青のバランス型。幅広い層に人気。
少し押し下げた後にわずかにカチッとしたクリック感があるタクタイルタイプのスイッチ
キーの重さもバランス型
軽く素直な押し込み感と、底打ち前にカチリと軽やかなスイッチ感
白軸と同様のクリック感があり、かつ、押し下げ圧は低く、軽いタイピングができるように設計
押下圧   約55g (普通)

 

緑軸
打鍵音と打感を両立。
VCを使うゲームではうるさいかも。
押下圧   約50g (軽い)

 

オレンジ軸
打感を保ちつつ打鍵音は抑えたタイプ。
押下圧   約45g (非常に軽い)

 

黄軸
打鍵音、打感共に抑えたタイプ。
軽い押し込みで反応し、高反発で戻りが早い。
「リニアで高速なメカニカルスイッチ」
押下圧   約45g (非常に軽い)

 

黒軸
赤軸同様、カチカチとしたクリック感が無く、キーを押し下げるほどスイッチが重くなるリニアストロークタイプの軸。
キーはかなり重め。
スイッチ感は無くストレートな押し込み感。
赤軸をより重くしたもの。
入力ミスが少ないため、ゲームユーザーに留まらずライターやプログラマーの方も多く利用。
押下圧   約60g (少し重い)

 

静音黒軸
静音性に特化した軸で、打鍵音を軽減。
押下圧は黒軸と同じなので、単純に黒軸の打鍵音が減った軸
押下圧   約60g (少し重い)

 

銀軸
赤軸同様、カチカチとしたクリック感が無く、キーを押し下げるほどスイッチが重くなるリニアストロークタイプの軸。
1.2mmという短さでスイッチオンするため高速タイピングを行う場合や反応速度を重視するゲームユーザーに人気。
押下圧   約45g (非常に軽い)

 

灰軸
POSレジや産業用キーボード、あるいは茶軸キーボードのスペースバーでのみ使用されている。
押下圧は緑軸同様、黒軸の60gに比べて20gも重い80g。緑軸が青軸のクリッキータイプなのに対し、こちらは茶軸のタクタイルタイプ。
押下圧   約80g (非常に重い)

白軸
茶軸を重くした感じ。最近はほとんど見かけない。
押下の途中でクリック感があり、入力が認識されたことが指先の感覚で分かる
押し下げ圧は比較的高めで、入力の手応えがある。
押下圧   約70g (かなり重い)

 

クリア軸
白軸に似ているが実際は半透明の白色。押下圧は茶軸の45gに比べ65gと20gほど重い。
打ち心地は茶軸・灰軸と同じで、灰軸同様、茶軸キーボードのスペースバーでのみ使用されている。
「茶軸より重い」「黒軸に茶軸のようなクリック感がある」。
押下圧   約65g (重い)

 

スイッチ自体の静音性(左が静音、右がうるさめ)
黒軸 < 赤軸 < 灰軸 < 茶軸 < クリア軸 < 銀軸 < 白軸 < 緑軸 < 青軸

 

キートップあり(通常使用時)の静音性(左が静音、右がうるさめ)
灰軸 < 黒軸 < 赤軸 < クリア軸 < 茶軸 < 銀軸 < 白軸 < 緑軸 < 青軸

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